全く研究とは関係ありませんが,セラミックファンヒーターを分解しました.研究室で使用しているヒーターがキュルキュルとうるさかったので,分解して掃除しました.ポケットマネーで買った安いセラミックファンヒーターなので,壊れても問題ありません.
本体背面のネジを外すと,2つに割れました.ロータリースイッチ(写真右側上部)とトランス(写真左側中央の黄色),モーター(トランスの横),ヒーター(写真左側下部の横長の黒い部分),インターロック(ヒーターの底の突起)が現れました.
セラミックのヒーター素子は,放熱フィンに挟まれているようでした.
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セラミックヒーター |
さらに,トランスとモーターが載っている鉄板を本体から外すと,ファンが現れました.
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セラミックヒーター |
単純に,ヒーターで熱して,ファンで温風を送る構造となっていました.こうやって,電気を温風に変換しています.正確には,ヒーター素子で電気エネルギーを熱エネルギーに変換しています.トランスは電圧の値をかえモーターを動かし.モーターで電気エネルギーを回転エネルギーに変換し,風を作っています.一応,講義で,電気エネルギー変換工学を教えていますので.
掃除したら,キュルキュルという音は止まりました.
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