2016年2月3日水曜日

電気電子工学科の白木先生の実験室を見学しました

機会があり,同じ電気電子工学科の白木先生の実験室を見学しました.

実験室には,大きな実験装置があります.
極低温超高真空STM
4端子STM
極低温超高真空走査型トンネル顕微鏡と4端子走査型トンネル顕微鏡です.
この装置の横に,モニターやコントローラ等があり,かっこよかったのですが,いろいろデータが表示されていましたので,お見せできません.

この装置を用いて,極限環境における物質表面の構造変化と電気特性変化をナノスケールで調べているそうです.

極低温超高真空走査型トンネル顕微鏡は,チャンバーを液体ヘリウムや液体窒素で数K(約ー270℃)に冷やし,ー12乗程度の真空(1気圧(生活している空間の大気圧)は760Torr,それを1x10^-12Torr程度まで真空)にしているそうです.

どちらも白木先生の手作りだそうです.
4端子STMの方は,学生時代にCADを使い作成したそうです.極低温超高真空STMのコントローラは,白木先生の学生(4年生のときに)が作成したそうです.かなりの技術力を要すると簡単に想像でき,とても凄いことだと思います.

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