2015年8月14日金曜日

【三角関数3】sin xをエクセルで描く

y = sin xをエクセルで描いてみます.
(いろいろやり方があると思います.その一つのやり方です.また,Excel for Mac 2011を使用しているので,少しレイアウトが異なるかもしれません.)

エクセルのAの列をx,角度とし,ラジアン表記にします.
エクセルのBの列をysin xとします.
まず,わかりやすいように,図1のように列の名前をいておきます.
図1
ラジアンですが,180度がπ rad,360度が2π radです.
xの範囲とその範囲で何個の点をとるのかを自分で決めます.
今回は,0から10まで,0.05刻みでプロットしてみます.(2π= 6.28なので,1波長が6.28になります.刻む間隔を小さくすると,グラフをいたときの波形のガタガタが小さくなります.)

A3のセルに「0」を記入し,A4のセルに「=A3+0.05」を記入します.
図2
A4のセルをコピーし,A5のセルからA203のセルまで範囲を指定して貼付けます.
図3
B3のセルに「=SIN(A3)」を記入します.これで,sin (A3のセル) = sin 0 = 0を計算してくれます.
図4
B3のセルをコピーし,B4のセルからB203のセルまで範囲を指定して貼付けます.
図5
これで,sin 0からsin 10まで計算してくれます.
図6
B3のセルからB203のセルまで範囲を指定して(これがグラフの縦軸になります),エクセルの上にあるタブの「グラフ」,「折れ線」,「折れ線」をクリックします.
図7
そうすると,図8のようなグラフがでてきます.
図8
次に,横軸を指定します.グラフを右クリックし,「グラフデータの選択…」を選びます.
図9
すると,図10のようなボックスがでてきます.
図10
X/項目軸のラベル」のところに,「Y軸の値」に書かれている文字列をコピーし,その中のBAに変更した文字列を記入します.
(図11ではエクセルのSheet3にグラフを作ろうとしているので,文字列内にSheet3の文字が入っています.)
図11
これで,y = sin xのグラフがけました.
図12
次に,グラフの目盛を見やすいように調整します.
横軸の目盛をクリックし,右クリックをし,「軸の書式選択」を選びます.
図13
とりあえず,「ラベルの間隔」を「20」,「目盛の間隔」を「10」にします.
図14
そうすると,図15のような見やすいグラフになります.
図15
これが,y = sin xのグラフです.

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