y = sin xをエクセルで描いてみます.
(いろいろやり方があると思います.その一つのやり方です.また,Excel for Mac 2011を使用しているので,少しレイアウトが異なるかもしれません.)
エクセルのAの列をx,角度とし,ラジアン表記にします.
エクセルのBの列をy,sin xとします.
まず,わかりやすいように,図1のように列の名前を描いておきます.
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図1 |
ラジアンですが,180度がπ rad,360度が2π radです.
xの範囲とその範囲で何個の点をとるのかを自分で決めます.
今回は,0から10まで,0.05刻みでプロットしてみます.(2π= 6.28なので,1波長が6.28になります.刻む間隔を小さくすると,グラフを描いたときの波形のガタガタが小さくなります.)
A3のセルに「0」を記入し,A4のセルに「=A3+0.05」を記入します.
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図2 |
A4のセルをコピーし,A5のセルからA203のセルまで範囲を指定して貼付けます.
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図3 |
B3のセルに「=SIN(A3)」を記入します.これで,sin (A3のセル) = sin 0 = 0を計算してくれます.
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図4 |
B3のセルをコピーし,B4のセルからB203のセルまで範囲を指定して貼付けます.
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図5 |
これで,sin 0からsin 10まで計算してくれます.
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図6 |
B3のセルからB203のセルまで範囲を指定して(これがグラフの縦軸になります),エクセルの上にあるタブの「グラフ」,「折れ線」,「折れ線」をクリックします.
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図7 |
そうすると,図8のようなグラフがでてきます.
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図8 |
次に,横軸を指定します.グラフを右クリックし,「グラフデータの選択…」を選びます.
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図9 |
すると,図10のようなボックスがでてきます.
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図10 |
「X/項目軸のラベル」のところに,「Y軸の値」に書かれている文字列をコピーし,その中のBをAに変更した文字列を記入します.
(図11ではエクセルのSheet3にグラフを作ろうとしているので,文字列内にSheet3の文字が入っています.)
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図11 |
これで,y = sin xのグラフが描けました.
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図12 |
次に,グラフの目盛を見やすいように調整します.
横軸の目盛をクリックし,右クリックをし,「軸の書式選択…」を選びます.
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図13 |
とりあえず,「ラベルの間隔」を「20」,「目盛の間隔」を「10」にします.
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図14 |
そうすると,図15のような見やすいグラフになります.
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図15 |
これが,y = sin xのグラフです.